サザエさん 2021 7 18

書名 老後レス社会
著者 朝日新聞特別取材班 祥伝社新書

「高齢者とは、80歳以上か」
 私は、子供の頃からテレビで「サザエさん」を見ていました。
「磯野波平」さんが好きで、よく見ていました。
 ところで、波平さんは、何歳でしょうか。
和服を着ていて、頭は禿げ上がり、しわもあります。
 私の祖父に似ていますので、
子供心に「80歳ぐらいかな」と思っていました。
 実は、波平さんは、54歳という設定です。
びっくりした人は、若い人だと思います。
今の時代、54歳の人は若々しいですから。
 しかし、サザエさんが始まった時代は、
55歳が定年の時代であり、当時の平均寿命は60代だったそうです。
 この本には、80代でも働く人が紹介されています。
写真を見ると、若々しく元気そうです。
「自分は老人である」と思ったら、すでに老人であり、
「自分は、まだ若い。働ける」と思ったら、まだ現役です。
 もちろん、60歳を過ぎると、個人差が激しくなります。
若者とテニスを楽しむ人もいれば、成人病で苦しむ人もいます。
 定年については、一律60歳はおかしいでしょう。
元気な人の定年は70歳でもよいでしょう。
 80歳まで元気に働いた人は、社会に対する貢献度が高いので、
一律、勲章の対象とすべきでしょう。





















































































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